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Channel: 米子 西野ピアノ教室
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イタリアバロック

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先日あたりは、イタリアバロックとドイツバロック比較して・・・って、そりゃもちろん全然違うんですが・・・その当時の人々の趣向するものって、どんなだったのかな・・などと考えながら、聴いて楽しんでいました。

今も昔も、やっぱり分かりやすいものは人気が出やすいし、人々が飽きるのも早い。。

すーぐにキラキラと見かけ華やかなものに行ってしまうのは、人間のサガなのかな・・・

まあ仕方ないかぁ~

ちょうど今どき、中1になった子たちは、学校の鑑賞教材として、1学期の期末試験で恒例のようにヴィヴァルディが出てくるようで、いつもはバッハ・・・たまにスカルラッティ・・たまーにヘンデル・・・なかなかヴィヴァルディの「四季」をすすんで聴くこともしなかったので、この機会にちょっと聴いてみよう。。と、20年近くぶりにバロックの3枚組のCDを取り出して聴いていました。

ヴィヴァルディは、イタリアバロックの巨匠で、有名な「四季」を作曲した人として、親しまれていますね。

1678年イタリアヴェネツィア生まれ、、、ちなみに年号が覚えやすい・・・1789年フランス革命並みの覚えやすさだ。。。

Wikipediaより。。。

イタリアヴェネツィアに生まれ、オーストリアウィーンで没した。サン・マルコ大聖堂付きオーケストラの一員であった、理髪師でヴァイオリニストの父親からヴァイオリンを学ぶ。10歳より教会附属の学校に入り、25歳で司祭に叙階される。赤毛であったことから「赤毛の司祭」Il Prete Rosso(イル・プレーテ・ロッソ)と呼ばれるようになった。

1725年のヴィヴァルディの肖像画。フランス系オランダ人のF.M.ド・ラ・カーヴによる銅版画

先日も、ちらっと書きましたが、ドメニコ・スカルラッティの父アレッサンドロ・スカルラッティ(音楽を学ぶとき必ず勉強するイタリア歌曲集で大変お世話になる作曲家です)などにより、多くのイタリアオペラの曲が書かれていることからも、どちらかと言えばメロディックなものが主流であったと思います。

ドイツバロックは、旋律ももう少し複雑・・・と言うか、歌謡性より和声感や音型のフィギュアをいかに発展させるかということに力を注いでいたように思います。

特にバッハなのですが、当時の大家であったテレマンもそうだったと思います。

ドイツは哲学者を多く輩出するような国民性なので、そういった方向性になったのかな~

建築物を見ても、イタリアとドイツでは全く違いますもんね。。

ヘンデルはドイツ人ですが、イタリアで5年間学び、イギリスに渡り王室に仕え、王侯貴族に愛される素敵な曲をたくさん書いて、一生オペラ歌手のプリマドンナに悩まされつつお仕事してたようです。。けっこう稼いでいたのでは~?~この辺のお話は、友人のオペラオタクのAさんの方がうーんと詳しい。。。

さて、ちょっとめんどくさいお話だったでしょうか??

ヴィヴァルディの「四季」は、「和声と創意への試みOp.8」の中の第1曲から第4曲であることはご存知でしょうか?

おそらく12曲だったと思うけど、標題の付いているものは、「春」「夏」「秋」「冬」「海の嵐」「喜び」「狩り」の6曲です。

ものすごくメロディックで、

「平原綾香とか歌ってそうだよね~~やだ~」

なーんて言って、生徒さんと笑って話してましたが、実際そーうとう昔に大貫妙子が「冬」の第2楽章をNHKのみんなのうたでうたってましたよ。

念のため、大貫妙子は独自の世界観を持つシンガーソングライターで、「ピーターラビットと私」等、名曲を歌っていた(今も・・)人です。。さらに蛇足ながら、山下達郎やユーミンなどと初期の頃は活動を共にしているときもあり、ユーミンの初めの方の作品のバックボーカルの中に彼らの名前があるはずです。。細野晴臣なんかもだな。。

脱線してしまいました~~

「バロック音楽の黄金時代」

と題された3枚組の輸入盤・・・おそらく・・・その中に、日本語の解説も添付されていて、ヴィヴァルディ、パッへルベル、アルビノーニ、タルティーニ、ツィポーリ、ハイドン、バッハ、モルター、ヘンデル、らの作品が収められています。

他にも、ダカン、リュリ、クープラン、・・・フランス王ルイ14世のもとで、フランスバロックも盛んだったので、一般的にはなじみのない作曲家かも知れませんが、数多くのバロック音楽が存在します。

いやはや~~またカタイ話になったかな~~

それでもって、私が話したかったのはですねぇ・・

解説全部初めて読んだんですよ。。。それで最後に、1994年 平林直哉・・・

って、あれ~~Mちゃんのおじさん??

解説書いていた人が、Mちゃんのおじさんだったとは知らなかったな~

そうとう長い間、この事実を知らずして、このCDを所持してたんだな。。

前に頂いた、平林直哉さんの「クラシック中毒」「クラシックバカ」の本を、改めて、拾い読みして、、やっぱMちゃんのおじさんもオタクだわ~~相当好きだね。。

と、笑っちゃいました。。

Mちゃんのお父さんのお兄さんは、クラシック漬け、どっかの出版社にいて書いていたけど、今はフリーで書いてるっておっしゃってたなぁ。。

ちなみにお父さんはジャズやロックが大好きで、歯科医しながらバンドの練習にも明け暮れ、ギターもそうとう上手いそうな。。

面白い家族だな~~

ごめーん!

Mちゃん、ネタにしちゃった~

pigpig

そんな私が今、聴いているのは、絶対バロック。。。

と思いきや、

朝っぱらの5時から、大音響でベートーヴェン!!

なんでやねん!

って感じですが、昨日と今朝は、ペライアのベートーヴェン聴いて、

「カンペキ~感動~!!」

やっぱりペライア凄いわ~

と、興奮しきりです。

暑い夏、さらなる熱さですspa

さーて、そろそろホールに忘れた足台取りに行って、またまたリアンでモーニング。。。そんでもって、整体&マッサージ。。そんでもってネイル(足の)。。で、レッスン。。

今日はレッスンまでにイロイロあるんです~

では~pigshine


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