先日のレッスンで、子供の頃の記憶の話になり、どこまで覚えているのかという話題になりました。
「先生って記憶力いいですよね。」
「いえいえ、私バカですよ~。ただ、印象に残っていることがあると、2歳前後の母におんぶされている頃までは思い出せます。3歳下の妹が生まれると知らされて、どんなに嬉しかったかっていう気持ち。生まれた時の病院の様子。家族が私に気遣ってくれたことなど、鮮明に覚えています。」
「うちの子たちも、おねえちゃんは忘れているようですけど、弟の方は小さい頃はこうだった。と、思い出して話すことがあります。」
と、お母様がおっしゃるので、
「うちに来てくれる先生たちに聞くと、わりと覚えてるって話してましたよ。」
たぶんこれは賢さとは関係ないんだと思います。
事実、私バカなんで~
ドイツの児童文学者、ケストナーも、この事には言及していて、「私の才能の一つは、幼いころのことを記憶しておく能力があったことだ。」
のようなことを言っていますが、ケストナーの場合は、子供の心を描写するのに、非常に役立ったことでしょうね。
私のことを言えば、子供の目線になりやすいし、そのため意外と甘やかさないです。
幼稚園の時代、先生とこんな会話があったけど、それはこんな気持ちで発言した。。
とか、
友達が遊びに来て、一緒に温泉に入って潜りっこして遊んでいて、こんな会話があった。。
子供の頃の写真を見ても、なぜ泣いているのか、とか、なぜこんな表情をしているのか、説明できますよ。
母におんぶされて外に行ったとき、近所のお姉さんがおままごとをしていて、とても楽しそうだと思ったとか。。これはかなり幼かったと思います。
妹が生まれる前後、母が私にあまり関わることが出来なかったのをかわいそうに思って、病院のベッドで一緒に寝る?って言ってくれたり、叔母がとても優しく私に接してくれたりしたことも鮮明です。
結局病院のベッドでは寝ませんでしたけどね。。
生まれたての赤ん坊である妹の頭が、厳重に保護されているのも印象深かったです。
赤ちゃんが生まれるよ。。と知らされたときは、とても嬉しくて、近所中に言って回りました。
と言っても、ストレートに言いにくかったので、なーんとなく近所のおばちゃんたちがいるそばに寄っていっては、
「赤ちゃんが生まれるんだよね・・・」のような発言をして、
「あら、そうなの?」と言ってくれるのを待って気がします。
意外と幼い子でも、気遣かっていることも多くあり、子供なので、その気遣いをうまく表現できていなかったり伝わらなかったり・・・という事はありました。
あげてたらキリがないですよ。。
なので、小中高の記憶なんて、バリバリあります!
それはもう、昨日のことのように覚えています
子供たちと話すとき、もちろんこれは大人の立場で話します。
役に立つかどうかは分からないけど、
「先生が子供の頃は、こんなことがあったけど、こういう気持ちだったわ。。」
のような会話になることはあります。
幼い子たちに話すときも、基本やさしいですが、あなたはもうお姉ちゃんでしょ?!
という扱いはします。
思春期の子供たちの話し相手にはなれるのかなぁ?
だからどうなんだって話ですけどね~~
子供の時の話、お宅でも会話して見られるといいかも知れませんね」。
新しい発見があると思いますよ。
さて今日は、オペラオタクの友人Aさんと、女子会で肉を食らう日です
まだ、うなぎじゃないんですよ~
来週あたり、うなぎも行きたいところだな~
Aさん、親知らず抜いた後が大変みたいで、柔らかくないとダメかもです
では~